胖胖(ぱんぱん)旅行社~台湾旅行専門ブログ~

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江ノ電と台鐵平渓線の観光連携協定を試してきました・2~平渓線へのアクセスと瑞芳駅でのチケット引き替え~

こんにちは!!


一昨日昨日と、江ノ電と平渓線の観光連携協定の話をしています。

 

今日は、台北駅から平渓線沿線へのアクセスと、

瑞芳駅での引き換えについて、説明します。

昨日は、台北駅の地上1Fで切符を引き換えましたが、

台鐵の改札口はB1Fにあります。

 

B1Fにおりたら、4A・4Bホームを目指してください。

こちらのホームから出ている基隆,蘇澳,宜蘭,羅東方面の

区間車(普通列車)で、まずは八堵駅を目指しましょう。

 

平渓線を走る列車は、この八堵駅を始発とする列車がほとんどですが、

列車によっては、瑞芳駅、侯硐駅を始発とするものもあります。

詳しくは、台鐵の時刻表

http://twtraffic.tra.gov.tw/twrail/

をご参照ください。

(左側メニューから時刻表下載→平渓線を選ぶと、

 エクセルの時刻表をダウンロードすることができます。)

 

台北から八堵までは、列車によっても異なりますが、

おおよそ40分弱程度です。

八堵駅からは平渓線の菁桐行に乗れば、

あとは、平渓線の十分、平渓、菁桐といった駅まで

乗り換えなしでアクセスできます。

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(平渓線の列車)

これから瑞芳での乗車券引き替えについて説明しますが、

台北駅で切符を引き換え乗車した場合は、瑞芳始発の列車に乗る場合を除き、

瑞芳駅ではなく、八堵駅での乗り換えをお勧めします。

理由は、列車の始発である八堵駅から座っていけるのと、

瑞芳まで台北から直通でいく区間車(普通列車)が1時間に1本程度しかなく、

あまり便が良くないからです。

逆に台東、花蓮、宜蘭方面から平渓線へアクセスする場合は、

台北まで行かずに、この駅で切符の引き替えができます。

 

さて、瑞芳駅での引き替えについてです。

列車は基本的に第二ホームに着くことが多いです。

第二ホームには、写真のような精算所があり、

平渓線の一日乗車券はここで購入する人が多いのですが、

江ノ電の乗車券の引き替えについては、

ここではなく、駅の母屋の窓口で行ってほしいといわれました。

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(第二ホームの精算所)

いったん階段を下りて、地下通路を通り、

前站(駅の表側)の駅の建物の中にある窓口を目指します。

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(地下通路の案内。金山のトロッコの形をしています。)

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(瑞芳駅舎)

窓口のわきには江ノ電と平渓線のポスターもありましたし、

瑞芳は九份へのアクセス駅でもあり、

日中は日本語のボランティアもいるので、何も問題ないと思います。

 

ここでの引き替え方法も、基本的に台北と同じです。

はじめに、2013年5月~2014年3月31日までに発券された

江ノ電の「のりおりくん」と、パスポートを提示してください。

続いて、日本語のアンケートを渡されて、それに協力すると、

平渓線の周遊券と、台鐵ご自慢の最新型特急列車「プユマ」のクリアファイル、

それと、平渓線沿線のパンフレット一式をもらえます。

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以上が、江ノ電の乗車券と平渓線の乗車券の引き替え方法になります。

平渓線の沿線・十分駅まで行ってきましたので、

近いうちに周辺についてもご紹介できればと思っています。

 

それでは、今日はこの辺で!!

江ノ電と台鐵平渓線の観光連携協定を試してきました・2~台北駅での切符引き替え編~

こんにちは!

昨日から江ノ電と平渓線の観光連携協定の話をしています。

 

今日は、この連携協定の制度を使って、

実際に台北駅で切符を引き換えてみましょう!

 

まず、台北駅に着いたら、

1Fの台鐵の窓口を目指しましょう。

タクシーで地上から来ればすぐにわかると思います。

チケットの引き替えは、1Fの指定された窓口でのみ取り扱ってますので、

面倒でも1Fまで来てくださいね。

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(台鐵台北駅の1F)

 

窓口の左端に、台鐵のインフォメーションがあります。

まずは、ここで江ノ電のチケットを見せて、

江ノ電、チケット、チェンジ!」と

中学生でもわかる単語を並べてみましょう。

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(窓口の横には今回の連携を記念したPOPが出ています。)

 

おそらく、「12番・13番窓口へ行ってください」といわれると思います。

この12番・13番窓口は正面から見ると無いように思えるのですが、

右側のコーナーの陰に隠れた場所にあります。

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(陰に隠れた12番窓口)

 

ここで、江ノ電の「のりおりくん」と、パスポートを提示してください。

ここで一つ注意事項が。

「のりおりくん」は、2013年の5月1日以降発行されたものでないと、

平渓線の乗車券には原則引き換えてもらえません。

「原則」と書いたのは、ルール上は引き換えてもらえないのですが、

「せっかく日本から来たんだから、いいよいいよ~。」みたいな人もいて、

担当者の人によって対応が大きく変わってくるからです。

 

実のところ、私の切符は4月に発行されたもので、

5月に発行されたものではなかったので、

「ルールなんでごめんね」といわれて、

台北駅では引き替えをしてもらえませんでしたが、

明日ご紹介する瑞芳駅では引き替えができてしまったのです(笑)。

 

とはいいつつも、ルールはルールなので、

皆さんは5月以降に発券された切符を用意してくださいね。

きちんとした切符を持っていくと、

手続きの途中で、日本語のアンケートを渡されて、

その場でアンケートを書いてほしいといわれると思います。

旅行が終わった後に書くような質問もあるのですが、

おそらく回収できなくなるので、仕方がないのでしょう。

行ったつもりになって書いてみてください。

 

すべての手続きが終わると、

平渓線の周遊券と、台鐵ご自慢の最新型特急列車「プユマ」のクリアファイル、

それと、平渓線沿線のパンフレット一式をもらえます。

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(無料で乗せてもらうのに太っ腹なプレゼント!)

 

これで、引き替えの手続きは終了です。

ただし、ここで注意事項が一つ。

 

引き換えた周遊券の有効区間は、台北からではなく、

瑞芳駅から菁桐駅までの区間になっています。

よって、台北駅から瑞芳駅までは運賃が別途必要になりますので、

 

窓口か、自動券売機で瑞芳までの切符を購入してください。

台北から瑞芳までは「悠遊卡(easy card、台北版Suica)」が使えますが、

一度瑞芳で下車し、改札でタッチする必要がありますので、

平渓線に乗る場合には、乗車券を購入することをお勧めします。

 

明日は、台北から平渓線へのアクセス方法と、

瑞芳駅での切符の引き替え方法をご紹介したいと思います。

 

それでは、今日はこの辺で!!

江ノ電と台鐵平渓線の観光連携協定を試してきました・1

こんにちは!!

 

こちらをご覧になっている方は、

日本と台湾の深い友情をご存知の方も多いと思います。

私たちの知ってるところで、知らないところで、

色々な方たちが友好発展のために努力していらっしゃいるわけなんですが、

今年のゴールデンウィークのちょっと前に、

江ノ電と台鐵(台湾国鉄)の平渓線が

観光連携協定を結んだというニュースが私の耳に入りました。

(協定の詳細は江ノ電のリリースをどうぞ!)

 

概略をお話すると、

2013年5月1日以降に発券された

江ノ電の「のりおりくん」という1日乗車券を

台鐵の台北駅か瑞芳駅に持っていき、パスポートを見せると、

平渓線の1日乗車券を無料でもらえるというものです。

 

逆に、同じく5月1日以降に発券された平渓線の1日乗車券を

江ノ電の藤沢駅・鎌倉駅・江ノ島駅に持っていくと、

無料で江ノ電の1日乗車券「のりおりくん」をもらえるというものです。

 

有効期間は、来年の3月31日まで。

平渓線の乗車券が55元(約170円)に対して、

江ノ電ののりおりくんは、580円なので、

なんとなく、江ノ電の方が損をしそうな気もするのですが、

面白い取り組みであることには違いありません。

 

でも、江ノ電のサイトには

「台北駅・瑞芳駅で引き換えられます。」と、

アバウトな告知があるだけで、

どこでどうやって引き換えられるかが書かれていません。

 

「これではせっかくの制度がもったいない!!!」

 

と、感じていたところに、

台湾関係の先輩である某Tさんから

「使用済みののりおりくんあげるから、レポート書いてくれ」

と、渡りに船のご依頼をいただきました。

 

こうなればやるしかありません。

と、いうわけでゴールデンウィークに台湾へ行った際に、

実際に江ノ電のチケットを平渓線の一日乗車券に引き替えてきました。

具体的な引き替え方法については、ちょっと長くなるので、

明日と明後日の2回に分けて、台北駅、瑞芳駅それぞれの駅での

チケットの交換方法をご案内したいと思います。

 

お得な旅に出発進行!

 

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(平渓線・十分駅にて)

 

それでは今日はこの辺で!!