台湾で見かけた変な日本語シリーズ1
海外に行ったときに、変な日本語に出くわすことってよくありますよね。
台湾は、まさにちょっと変な日本語の宝庫!
「マッサージ」が「マシサーヅ」になってたりするのは序の口
(むしろデフォルト・笑)。
でも、その日本語って、なんか頑張ってるのにおしい!っていうか、
なんかとってもかわいいんです。
海外でみかける日本語って、
「日本人客いらっしゃ~い」という日本語が多いのですが、
台湾の友人曰く
「日本語が書いてあると高級品に見える」
「日本語をおしゃれのように楽しんでいる」
から日本語が使われているらしいです。
日本人に向けたサービスということで日本語が使われていることも
もちろんあると思うのですが、
それ以上に現地の人が日本語を楽しんでくださっているというか、
それだけ日本語が浸透しているのが日本語を母国語とする私にとっては、
とてもうれしく、それだけで私なんかは台湾に親近感がわいてしまうわけです。
そんなわけで、このシリーズでは「変な日本語」をご紹介していきますが、
決してバカにするのではなく、39度のお風呂ぐらいのあたたかい目線で
台湾のちょっと変でいとおしい日本語をピックアップしていきたいと思います。
第一弾は、友達の家でもらったお菓子です。
「美味しいゼりダグル」
かわいい度 ☆☆☆
惜しい度 ☆☆
意味不明度 ☆☆☆☆
グル度 ☆☆☆☆☆
(評価は5つ星が最大です)
日本語だけを見ると、まったく意味不明ですが、
中国語「雙層派布丁」をみていただければ、
なぜこうなったかがお分かりいただけると思います。
つまり、「雙層」=ダブル「布丁」=プリンなわけです。
(「派」の意味はごめんなさい、わかりません。)
で、ダブルの「ブ」がきっとこのデザインをした人には、
きっと「ブ」が「グ」に見えたのでしょう。
そして、自動翻訳か何かを使った結果、プリンはゼリーに化けてしまい、
カタカナの「リ」と平仮名の「り」が混同した結果、
「ゼりダグル」となったわけです。
この謎が解けるまで、3日ほどかかりました(笑)。
余談ですが、「おいしい」という言葉は、台湾の人にも良く知られていて、
普通に通じることが多いほか、
当て字で「歐伊系~」(中国語だとおういしーというような発音になります)
とかいう言葉を時々町中でも見かけます。
台湾の町中にはこういう日本語を中国語にした当て字も多いので、
機会があれば紹介していきたいと思います。
さて、この「美味しいゼりダグル」、
「美味しい」と自称するだけあってそこそこいけました。プッチンプリンの味です。
もし、台湾の町中やスーパーでこいつをみかけたら、
同行している友達や恋人にドヤ顔で
「このプリンの意味知ってる~?」とウンチクを披露してみてください。
きっと友達はあなたを台湾通だと思い、
なんでもあなたのいうことを信じるようになるでしょう(笑)。
それでは、今日はこの辺で。
面白い日本語がありましたら、ぜひコメントでお知らせください!!