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台湾で見かけた変な日本語シリーズ10「ホテルの避難誘導図(2)

こんにちは!

海外に行ったときに、変な日本語に出くわすことってよくありますよね。
台湾は、まさにちょっと変な日本語の宝庫!
でも、そんな台湾の日本語がとてもいとおしく、台湾の魅力でもあるのです。

今日は、昨日も触れた花蓮の某ホテルのエレベーターフロアの
避難誘導図の続きをご紹介したいと思います。

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「非常口の位置は圖中にきいるで示してあります。」
「緊急時は従掌員がお客様を安全存易所まて引導いたします。」

かわいい度    ☆☆☆
惜しい度     ☆☆☆ 
意味不明度    ☆☆☆

意味はなんとなくわかります。
ちょっと惜しいですね。
でも、よく見ると、突っ込みどころが多いです。

まず、前半部分はどこが間違っているかすぐにわかると思います。
そう、「図」の字が中国語繁体字になっているのと、「きいる」の部分です。
そっか、黄色って書きたかったのかな…と思い、英語や中国語を見てみると…。

「with green picture」…え、greenって黄色だったけ?

「綠色圖示」…え、greenってやっぱり…

「み・ど・り」 じゃないですか!惜しくない、これ。
なぜ「きいる」になったのか謎は深まるばかりです。

そして、後半。
「従業員」が「従掌員」になっている、
「安全な場所」が「安全存易所」という謎の場所になっている、
そして、従業員はそこに「引導」するというわけです。

もちろん、「引導」は連れていくという意味で
つかわれているんじゃないかということはわかるんですが、
どうも「引導」というと、「引導を渡す」という言葉があるように、
なんとなく、ちょっと恐ろしいイメージがあるんですが、
それは私だけでしょうか…。

こちらのホテルでは私の昔からの友人が働いているので、
正しい日本語表記を今度教えてこようと思います。

頑張れ!花蓮の某ホテル!!

それでは、今日はこの辺で!明日に続きます。