台湾の工事現場で見かける「彼」
こんにちは!
私は台湾の町中を特に意味もなくブラブラしているのが好きです。
そんなときに、時々見かけるのが、
今日ご紹介する「彼」です。
あ、念のため、スーツ着てる方じゃないですよ(笑)。
スーツ着ているのは私です。
今日ご紹介したいのは黄色い合羽を着て
「慢(速度落せ)」のフラッグを持った「彼」です。
台湾の工事現場を通りがかると、
必ずと言っていいほど「彼」を見かけます。
現場によって、写真のような黄色いカッパを着ていたり、
警備員や警察官のような恰好をしていたり、
土方のあんちゃんのような恰好をしていたり、
ヌード(骨組みだけ)だったりと色々なんですが、
この独特な哀愁漂う雰囲気が毎回私をひきつけます。
日本の工事現場にも彼らのような人形がいることがあるのですが、
日本の人形より、台湾の人形の方が、
土埃をかぶっているというか、悲哀を感じさせるものが多い気がします。
中には、工事現場で負傷したのか、
片足や片腕がないものも見かけましたし、
来ている服装も日本のものよりどこかくたびれているような気がして、
そのたびに彼らの幸福を願わずにはいられません。
いつの日か、日本の宮古まもる君と義兄弟の契りを結んでもらえないかなぁと
台湾の「彼」は色々な老闆(らおばん・オーナーの意味)に
雇われているので、きっと難しいんだろうなぁ
なんていう妄想を膨らませていたりします。
今日も台湾各地の工事現場で行きかう人々と工事現場の安全を守る「彼」。
皆さんもそんなけなげな「彼」を見かけたら、
ぜひ応援してあげてください。
それでは今日はこの辺で!!