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台鐵の最新型車両「普悠瑪號(プユマ号)」

皆さんこんにちは。

 

皆さんは、旅に出るときボロいレトロな列車がいいですか?

それとも最新型の列車がいいですか?

(移動できればいい、というひとも多いかもしれませんが・笑)

 

私は趣味的には、ボロいレトロな列車がすきなんですが、

旅するときの目的に応じて、

趣味路線に走りたい時は、ボロいレトロな列車を、

快適に旅をしたい時は新しい列車を選ぶことにしています。

 

と、いうわけで、今日はつい最近運転を開始した台鐵の最新型車両

「普悠瑪號(プユマ号)」の話をしたいと思います。

と、いっても、実は私はまだプユマに乗って移動したことはなく、

駅に止まっている車両に入場券払って乗ってきただけですが…(笑)。

 

それでは、さっそくプユマ号に入線いただきたいと思います。

どうぞ~~~!!

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行先表示の種別も「新自強號」を名乗っていて、

どこか「そこらの自強号と一緒にしないでくれ」と、

なんとなくプライド高そうな車両です。

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ちなみに、先ほどから言っている「プユマ」の意味は、

東周辺に多い台湾の原住民の種族の名称です。

現在、台鐵で電化されているのは台北から花蓮までですが、

近い将来花蓮~台東間も電化される予定で、現在電化工事が進んでいて、

この車両も台東まで運行されることを念頭に開発された車両です。

 

それでは車内に入ってみましょう!

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車内で特筆すべきと感じたのは、荷物置き場がある事です。

私のようにスーツケースをごろごろひきずっている人間にとって、

これまで台鐵での移動はスーツケース置き場にいつもこまっていて、

結果的に、私は花蓮に行くとき飛行機を使うことが多くなってたのですが、

このスーツケース置き場は大変助かります。

他の自強号にはない設備なので、

今後は私はプユマ号を中心に選びたいと思います。

 

座席については今回は座っていないのですが、

割とゆったりした感じで長時間の移動でもあまり疲れなさそうな雰囲気でした。

車両によっては、4人掛けの座席もあるそうなんですが、

日本からインターネットで予約するのは難しいでしょうね。

ちなみにこの車両は日本の「日本車両」で作られています。

台湾で日本製の車両に乗るというのも、なんだかちょっと面白い感じです。

 

ちなみに、このプユマ号、2013年5月20日現在は、

以下の列車で運用されています。

 

台北6:10→花蓮8:15 自強号202次(列車は樹林駅始発、平日のみ運行)

台北13:00→花蓮14:59 自強号226次(列車は樹林駅始発)

台北19:30→花蓮21:35 自強号148次(列車は樹林駅始発、金~日のみ運行)

 

花蓮8:45→台北10:55着 自強号211次 (樹林行、平日のみ運行)

花蓮15:30→台北17:36 自強号223次(樹林行)

花蓮22:20→台北0:05 自強号255次(樹林行)

 

また、プユマ号では「無座票(立席特急券)」は発売されないため、

事前に指定券がない人は乗ることができないので、注意しましょう。

さて、こんな快適な車両も台湾を走っているわけなんですが、

なかには冷房なし、窓を開けっぱなして走るボロいレトロな車両もあります。

明日はそんな列車を紹介したいと思います。

 

それでは今日はこの辺で!!