台湾・阿里山森林鉄道祝山線で日の出を見に行く
こんばんは。
今日は一緒に阿里山の日の出を見に行きたいと思います。
日の出を見に行く準備は前日から始まります。
阿里山のホテルにチェックインすると、どこでも必ず
「明日日の出を見に行きますか?」と聞かれます。
YESと回答すれば、大体モーニングコールをセットしてくれると思います。
(念のため、自分でアラームをかけるのも忘れずに!)
翌日の日の出の時刻などは、昨日のセブンイレブンの駐車場のところにある
ビジターセンターの電光掲示にも出ていますので、
わからないということはないと思いますので、ご安心を!
翌朝、眠い目をこすりながら、まずは阿里山森林鉄道の阿里山駅へ向かいましょう!
阿里山駅は地場の木材がふんだんに使われていて、
木の暖かさを感じることのできる駅です。
「あれ、昨日災害で森林鉄道は運休中って言ってなかったっけ?」
と気づかれた皆さん、いい質問ですねぇ(池上さん風に)!
実は、阿里山森林鉄道は、いくつかの路線があり、
現在運休しているのは、嘉義へ向かう路線で、
日の出を見に行くときに使う「祝山線」と、
阿里山の上を走っている「神木線」は、運転しているんです。
と、いうわけで阿里山駅の窓口で日の出スポットのある
祝山駅までの往復切符を買いましょう!
私は往復を買ったのですが、日の出を見てから、
遊歩道をゆっくり歩いて帰ってくることもできるそうなので、
午前中阿里山でゆっくりできる場合は、
片道切符を買うということでもよいでしょう。
切符を買ったら、早速列車に乗り込みましょう!
往路は、客車が先頭で、機関車が客車を押し上げていきます(推進運転)。
お好きな方は、ぜひ「かぶりつき」の場所で森林鉄道の旅をご堪能ください(笑)
列車はゴトゴトと動き出し急な勾配をあがっていきます。
駅をでてしばらくして景色が開けてくると、
東の方から徐々に空が明るくなってくるのがわかります。
全長6.25kmの短い旅を終えると、そこは祝山駅です。
夜はまだあけてませんが、阿里山駅の写真に比べると、
空が白み始めているのがはっきりお分かりいただけると思います。
この時点では太陽はまだ出ていませんから安心して下さい。
日の出の時間と、帰りの列車の時間は↓のように改札に出ています。
さぁ、この階段を上がっていくと、いよいよ日の出スポットです。
日の出湯さんではありません。本物の日の出です。
ですが、旅はそんなに急いでいかなくても…
と、いうわけで皆さんには日の出湯の檜風呂につかりながら、
雄大な日の出を想像してお待ちいただければと思います(笑)。
(余談ですが、阿里山は日本時代には檜の産地として有名で、
森林鉄道ももとは木材搬出を目的としてつくられたものです。)
というわけで、明日は阿里山シリーズ最終回、「阿里山で日の出を見る」です。
お楽しみに!!