台湾旅行中に役立つ中国語4・「タクシーに乗るときに役立つ基礎知識と中国語」
こんにちは。
台湾を旅行していて、必ず利用するのが交通機関です。
中でも台湾のタクシーは安くて、便利な乗り物です。
タクシーに乗るときに使いそうな言葉をご案内します。
中国語にはリンク先をつけていますが、
リンク先はgoogle翻訳になっています。
リンク先のページで右下のスピーカーみたいなボタンを押すと、
該当する単語のネイティブの発音が聞けますので、聞いてみてください。。
ちなみに、台湾ではタクシーを「計程車」といいます。
それではまず、タクシーを捕まえます。
タクシーを捕まえるときは、当たり前かもしれませんが、
綺麗な車を選びましょう。
凹んでいる車とかは、運転が荒かったり、
車内がちょっとくさかったりすることがあります。
運転が荒い時はそのスリルを楽しみましょう(笑)。
タクシーの車種は、日本ほど画一的ではなく、
セダンタイプはもちろん、WISHやファンカーゴのようなタイプもあります。
特に後者はトランクが大きいので、
大き目なスーツケースを持っているときに、
2~3人で乗っても1台で済むという利点があります。
適法のタクシーはすべて黄色に塗られています。
どうしても心配というときは、
台湾大車隊というグループの行燈をつけた会社のタクシーは
運転手さんも制服を着用していて清潔感があるし、
「運転中はビンロウ(木の実)を食べません!」と宣言していて、
台数も比較的あって、安全に乗れるかと思います。
タクシーを捕まえて、日本のタクシーと最初の大きな違いは、
ドアが自動で開かないので、自分でドアを開けて乗る必要があります。
これは降りるときも一緒です。
タクシーに乗ったら、まず行先を伝えなくてはなりません。
行先を伝えるときは、
おとなしく中国語(漢字)で目的地
(お店などは住所があった方が確実です)をメモに書いて
ドライバーに見せるのがよいと思います。
行先を伝えるときに気を付けなければならないのは、
ホテルなんかで使われている英語の名称は、
現地のタクシードライバーにはほとんど通じません。
例えば、ホテル名で
「グランドフォルモサリージェント」と言ってもあまり通じません。
伝えるときは中国語名の「晶華酒店」を使いましょう。
また、特に台北はホテルが星の数ほどあるので、
中小のホテルになると、ホテルの名前を言っても通じないことがあります。
と、いうわけで、事前に目的地を含めて、
目的地の中国語の住所と名称を控えておくとよいでしょう。
ドライバーによっては英語が通じることがありますが、
基本的には通じないと思った方がよいでしょう。
笑い話ですが、私の以前の上司が、
「台北車站(たいぺいつぁーざん)」と中国語で言ったら発音が悪く通じず、
英語で「Taipei Station」といっても通じず、
最終的に日本語で「台北駅(たいぺいえき)」といったら
通じたなんてこともありました。
目的地をつたえると、出発です。
助手席、後部座席ともにシートベルトを着用してください。
着用しないでネズミ取りに引っかかると罰金があります。気を付けてください。
よくタクシーの話をすると、ぼったくりを心配される方も多いのですが、
少なくても、私が50回くらい台湾に行っている中では出会ったことがありません。
安心して乗ってください。
ただ、目的地の目の前の道を通り過ぎて、
大回りしたりされたと思うことはあります。
しかし、これも大部分はぼったくりではなく、
特に台北の市街で多いのですが、
左折禁止(日本の右折に相当)や一方通行などの
交通法規により大回りをしているということがほとんどです。
ちょっと面倒ですが、現地の交通ルールですので我慢してくださいね。
以前タクシーに乗って運転手さんとお話ししてた時に、
「左折禁止なのに、日本人にぼったくりタクシーだと思われて悲しかった」との愚痴を聞いて、
「ここは左折できません」という日本語を教えたこともありました(笑)。
目的地に近づいてここでおりたい時は、
「這邊(ぜびぇん)、這邊」と意思表示をしてあげるとよいでしょう。
(正確な発音はこちらから)http://bit.ly/16gDF3q
目的地に到着したら精算です。
初乗りは場所によって異なりますが、
台北の場合は70元で、23時~6時は深夜料金でメーター料金+20元です。
台北市内であれば、まず300元を超えることはないと思います。
出張などで領収書が必要な時は、
「我要收據(うぉー やお そうじゅー)」
(正確な発音はこちらから)http://bit.ly/11K51Ab
と紙に書いて見せるか話してみるとよいでしょう。
これで領収書をもらえますが、
「金額や日付は自分で書いておいてね」ということがほとんどです。
言わないと大体くれませんので、必ず運転手さんに伝えてください。
大体、タクシーに関してはこんな感じです。
イメージつきましたでしょうか?
明日は、バスの乗り方について書いてみようかと思います。
それでは!
(Special Thanks 阿駱)