胖胖(ぱんぱん)旅行社~台湾旅行専門ブログ~

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台湾で見かけた変な日本語シリーズ2「くーまー出没注意」

海外に行ったときに、変な日本語に出くわすことってよくありますよね。

台湾は、まさにちょっと変な日本語の宝庫!

でも、そんな台湾の日本語がとてもいとおしく、台湾の魅力でもあるのです。

第2弾の今日は、台湾の中部・南投県のお土産の絵葉書からのエントリーです。

右上の日本語にご注目ください。

 

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「山化け物のプレゼンスが注意します」

かわいい度      ☆☆☆☆

惜しい度       ☆

意味不明度      ☆☆☆☆☆

中国語の方がわかる度 ☆☆☆☆☆

(評価は5つ星が最大です)

 

絶対に自動翻訳を使っています。

もしくは、私のような暇な日本人を

ニヤっとさせようとしているとしか思えません。

 

ちなみに、口を開けている彼は、

枯麻(くーまー)という妖怪らしく、

これを購入した台湾の中部・南投県というところの

「妖怪村」というところのいたるところで出会うことができます。

 

なんでも、北海道の「熊出没注意」というステッカーに

インスピレーションを得て、

生まれたとかなんとかいう日本とも関連深いキャラです。

もはや、日本語を読むより中国語を見た方がわかるわい!というレベルの日本語。

妖怪村の名にふさわしく怪しさ満点です。

 

もう1点ここで購入した怪しいうちわがありますので、

機会があったらお見せしようと思います。

 

ちなみにこの妖怪村、日本時代の建物が多く残されていて、

どこか古い日本の街並みに入ったような感じがする不思議な場所です。

興味のある方は、台鐵の台中駅・新幹線台中駅から、

「台湾好行」バスの渓頭行きで、終点の渓頭バス停下車すぐです。

渓頭までのバスの沿線はお茶で有名なエリアです。

お茶畑を見たり、お茶を飲みながらというのもよいかもしれませんね。

バスの時刻表は、こちらからどうぞ。

余談ですが、このバスの時刻表も、かなり面白い日本語が満載です。

 

日本人観光客もここは少ないですので、

日本人と会いたくない、人とちょっと違う旅をしたいという方にもおすすめです。

時間があったら、ぜひ訪れてみてください。

それでは!!

台湾で見かけた変な日本語シリーズ1

海外に行ったときに、変な日本語に出くわすことってよくありますよね。

台湾は、まさにちょっと変な日本語の宝庫!

「マッサージ」が「マシサーヅ」になってたりするのは序の口

(むしろデフォルト・笑)。

でも、その日本語って、なんか頑張ってるのにおしい!っていうか、

なんかとってもかわいいんです。

 

海外でみかける日本語って、

「日本人客いらっしゃ~い」という日本語が多いのですが、

台湾の友人曰く

「日本語が書いてあると高級品に見える」

「日本語をおしゃれのように楽しんでいる」

から日本語が使われているらしいです。

 

日本人に向けたサービスということで日本語が使われていることも

もちろんあると思うのですが、

それ以上に現地の人が日本語を楽しんでくださっているというか、

それだけ日本語が浸透しているのが日本語を母国語とする私にとっては、

とてもうれしく、それだけで私なんかは台湾に親近感がわいてしまうわけです。

 

そんなわけで、このシリーズでは「変な日本語」をご紹介していきますが、

決してバカにするのではなく、39度のお風呂ぐらいのあたたかい目線で

台湾のちょっと変でいとおしい日本語をピックアップしていきたいと思います。

 

第一弾は、友達の家でもらったお菓子です。

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「美味しいゼりダグル」

かわいい度 ☆☆☆

惜しい度  ☆☆

意味不明度 ☆☆☆☆

グル度   ☆☆☆☆☆

(評価は5つ星が最大です)

 

日本語だけを見ると、まったく意味不明ですが、

中国語「雙層派布丁」をみていただければ、

なぜこうなったかがお分かりいただけると思います。

つまり、「雙層」=ダブル「布丁」=プリンなわけです。

(「派」の意味はごめんなさい、わかりません。)

で、ダブルの「ブ」がきっとこのデザインをした人には、

きっと「ブ」が「グ」に見えたのでしょう。

そして、自動翻訳か何かを使った結果、プリンはゼリーに化けてしまい、

カタカナの「リ」と平仮名の「り」が混同した結果、

「ゼりダグル」となったわけです。

この謎が解けるまで、3日ほどかかりました(笑)。

 

余談ですが、「おいしい」という言葉は、台湾の人にも良く知られていて、

普通に通じることが多いほか、

当て字で「歐伊系~」(中国語だとおういしーというような発音になります)

とかいう言葉を時々町中でも見かけます。

台湾の町中にはこういう日本語を中国語にした当て字も多いので、

機会があれば紹介していきたいと思います。

 

さて、この「美味しいゼりダグル」、
「美味しい」と自称するだけあってそこそこいけました。プッチンプリンの味です。

もし、台湾の町中やスーパーでこいつをみかけたら、

同行している友達や恋人にドヤ顔で

「このプリンの意味知ってる~?」とウンチクを披露してみてください。

きっと友達はあなたを台湾通だと思い、

なんでもあなたのいうことを信じるようになるでしょう(笑)。

 

それでは、今日はこの辺で。

面白い日本語がありましたら、ぜひコメントでお知らせください!!