台湾新幹線を日本から予約する方法1・台湾新幹線の基礎知識
こんにちは。
今日は、台北から高雄(左営)までを結ぶ
台湾新幹線の予約の方法をご案内したいと思います。
今回は、英語の画面を使って予約をしていきたいと思いますが、
まずは、台湾新幹線の基礎知識から説明したいと思います。
台湾新幹線は、正式名称を台灣高速鐵路(略称・高鐵)といい、
英語名称をTaiwan High Speed Rail(略称・THSR)といいます。
新幹線は、台湾の事実上首都である台北から、
南部の台湾第二の都市高雄市にある左営駅までを結ぶ鉄道です。
近い将来には、台北駅から台北の東部にある南港駅まで、
高雄側も左営駅から高雄駅まで延長する計画があるほか、
途中の彰化駅、雲林駅、苗栗駅の開設に向けて工事が進められています。
最高速度は300km/hで、
日本の700系新幹線をベースにした700T型が使われています。
所要時間は台北から左営駅まで最も早い列車で96分です。
列車の種類については、以前こちらで解説したことがありましたので、
今回は省きたいと思います。
運賃は、基本運賃のほかに、いくつかの割引制度があります。
その一つが早期購入割引(アーリーバード・早鳥優惠)制度です。
これは、乗車の8日前までに購入すると、
運賃が最大35%OFFになるという制度です。
曜日や列車、座席数限定なので、
8日前でもタイミングによっては、割引設定がなかったりすることもあります。
また、購入後に予約変更を行うと、
新しい列車との差額が必要になる場合があります。
早期購入割引以外の割引チケットでは、
外国人向けに新幹線乗り放題パスも発売されています。
新幹線乗り放題パスに関しては、改めて解説する機会をとりたいと思います。
この他にも、身体障がい者割引や回数券、定期券、
イベントの入場券などがセットされたトクトクきっぷなどが販売されていますが、
日本人が旅行で使うことはほとんどないと思われますので、
ここでは紹介を省きたいと思います。
新幹線は12両編成で、普通車指定席が1~5、7~9号車、自由席が10~12号車、
中ほど6号車は商務車廂(ビジネスクラス・グリーン車)です。
各車両の両端には、荷物置き場が用意されていますので、
スーツケースなどがあるときでも、困ることはないでしょう。
(普通車指定席・日本の新幹線と大差ありません)
(グリーン車のシート・パソコン用の電源がついています)
(荷物置き場)
以上がおおよその概要です。
明日は、実際に新幹線の予約をしてみたいと思います。
それでは、今日はこの辺で!!