台湾のローカル線・集集線の旅・その1「集集線でGO!」
こんにちは。
今日から何日かは、
台湾のローカル線・集集線へご案内したいと思います。
以前「木桶便當」で少しご紹介しましたが、集集線は、
二水駅から路線名にもなっている集集駅を通り、
木桶便當を売っている車埕駅までの路線です。
前回紹介した際に、台北からのアクセスと一緒に周辺紹介しますとか
言っておいてまったく紹介していなかったことに先ほど気づき、
1か月遅れでご紹介させていただきます。
今日は1日目ということで、
台北からのアクセスと集集線について紹介したいと思います。
台北からは、まず、台湾新幹線(高鐵)で約50分、高鐵台中駅へ向かいます。
そこで在来線に乗り換え
(接続している在来線の駅名は台中駅ではなく、新烏日駅といいます)、
終点の車埕駅まではこの駅から約1時間40分の道のりです。
(本日現在の時刻表はこちらからどうぞ。
基本的にこのブログは追跡調査していませんので、
時刻が変わったらごめんなさい)
と、基本的にはこういうご案内なんですが、
個人的には、台北から台中までは台鐵でアクセスして、
台中駅始発の集集線に乗るのがおすすめです。
なぜか?それは、↓この展望↓のためです。
進行方向先頭車両の運転台の隣には、特等席が用意されていて、
座りながらこの「かぶりつき」の展望が楽しめるんです。
この展望は、台鐵の電車では楽しめないのですが、
ディーゼルカーの一般車両全般で楽しめます。
この席があるのは台湾一周の線路を時計に例えると、
時計回りの反時計まわり側の先頭車両にのみあります。
つまり、台中からは南方向に進むディーゼルカーの先頭車両にあります。
と、いうことは、非電化の集集線へ行くディーゼルカーの列車の先頭には、
この特等席があるというわけです。
まぁ、かぶりつきに興味がなければ、
普通に新烏日駅からでいいと思います、はい(笑)。
ただ、土日なんかは結構地元の人でも込み合いますので、
小さいお子さんやお年寄りを連れての旅行でしたら、
乗車時間も比較的長いですので、
台中駅から乗車して確実に着席された方がよいかもしれませんね。
(二水駅)
列車は途中の二水駅までは、西部幹線を走ります。
西部幹線区間はほとんどの列車が区間快車(快速列車)として、
快速運転を行っています。
二水駅からは集集線に入り、終点の車程駅までは、各駅に停車していきます。
沿線の景色は、最初は平野で進行方向右手に川を見て、
99年の大地震で倒れかけた鉄塔が保存されている様子などを見ながら
徐々に山の奥へと入っていきます。
この集集線、ポイントの操作とかはいまだに人力でやっているようで、
日本ではあまり見られなくなった光景だけにちょっとおどろきました。
集集駅では観光客がそれなりに降ります。
一日集集線の観光に費やすのなら、先に集集駅で降りて周辺を観光して、
それから車埕站へむかうのがよいと思います。
なぜなら、そのほうが帰りの列車で確実に座れるからです(笑)。
そこから終点の車埕駅までは山道とトンネルが続きます。
終点の車埕駅もトンネルを抜けた先にぽこっと現れます。
と、いうわけで、終点の車埕駅に到着です。
駅の周辺は、また明日ご案内しますね。
それでは!